つぶやきばやし

あれこれとつらつらと

ロケテスト、という交錯する目線

上から横から内側から。

 

応援しているSTG、「アカとブルー」のアーケード版、

「アカとブルー タイプレボリューション」のロケーションテストが東京、千葉、埼玉で行われていたので期間中に3か所すべて回ってきました。

 

ロケーションテストのあれこれについてはTogetterにて(非公式ですが)まとめていました。

 

https://togetter.com/li/1327036

 

ロケテに参加していた後に気が付いたことを今日はここで書きます。

 

ユーザー、開発側、お店側それぞれの視点でロケテストというものが全然違って見えるのだなと感じました。

 

僕たちユーザーは少しでも早く遊びたい、クリアしたいと思うでしょう。

開発側はユーザー、お店側の反応を見て製品版へ反映するデータを取りたい。

お店側はインカム調査、お店の他のゲームとのバランスを確認したい。

 

お店側に「売り上げに貢献できないのではないか」と判断されれば

製品版はそのお店に入らない。

となれば、開発側にも影響は出て、最悪開発中止もあり得る。

ユーザーは期待を裏切られる。

 

後者のサイクルを防ぐためにはまずユーザーの力が必要になる。

ユーザーの声を開発がすべて取り入れるわけではないが

様々な声の中により良いゲームになるためのアイディアがあるかもしれない。

あとは、人情ではあるけど人の思いに触れれば、何かが変わるかもしれない。

ユーザーの反応が良ければお店側でも導入について前向きになってくれるでしょう。

 

自分だけの目線で見てしまうと見えてこないものがすごく多い。

かくいう自分も最終日にいろいろなお話を聞くことができて「ああ、なるほど!」と

思った部分がたくさんあり、この記事を書こうと思った次第。

 

第二弾ロケーションテストも発表されたので時間見つけて足を運ぼうと思います。

一日中統率者戦を遊びつくす会at株式会社Sekappy

爆笑しながら統率者戦できるってすごく久しぶり。

 

これは2/24のお話。

僕が趣味で続けているTCGマジック:ザ・ギャザリング(以下:MTG)の

ちょっと変わったイベントに参加してきたのでレポート。

 

東京は南青山にあるIT企業、株式会社Sekappy様(https://sekappy.com/)で開催された、一日中統率者戦を遊びつくす会に参加してきました。

 

イベントは11時から18時までとにかく統率者戦を楽しむというもの。

1時間ごとに卓を振り直し様々な方と対戦しようという趣旨のものでした。

また、このイベントは今回が第0回ということもあり、

イベントそのものとSekappy様のPRもかねたイベントだったようです。

 

個人の話をすると、持って行ったのは手持ちではしっかり組めているだろうと判断してる、青白ブルーナと精霊の魂、アニマー。

ブルーナは本人よりも荒廃の工作員が対処されずに一人毒殺してしまったことが記憶に残っていたり。

アニマーはさっぱりでしたがなかなか決まらないだろう大技が仕込まれていて、

それが通ったことが印象的。

統率者戦は多人数戦ということもあり、同じ卓になった方のデッキレベルによっては誰かが一人勝ちしてしまうこともあり得ます。

幸い今回はそんなことはそうそう起きず、どの卓に入ってもいい意味でパーティゲームのような楽しい対戦ができたように感じました。

お昼にピザがふるまわれたこともあり、個人的には昔地元で行われていたフリープレイイベントのことを思い出しつつ。そこでも半日統率者戦とかざらだったなぁなんて。

 

負けて悔しい、は確かだし、デッキにまだまだ不満点はある。

だけど、この時の雰囲気は本当に良くて楽しかった。

ほとんどの方が初対面だったけどそんなの全く関係なくて。

また次があったら是非とも参加したいなと思うイベントでした。

 

主催の株式会社Sekappy様、対戦させていただいた全ての方に感謝。

ありがとうございました、そしてお疲れさまでした。

 

JAEPOで遊んだタイトル簡易紹介

すべてリリースされる基盤はEXA基板ですよ!

 

アカとブルー Type-R(タノシマス)

tanoshimasu.com

とにかく遊んでほしい作品。ゲーム性、グラフィック、サウンド、キャラ、ストーリーすべてがかっこよくて素敵。

 

功夫VS空手道(Jae-Lee Productions)

ちょっと公式と思われるサイトが見つからなかったのでこのままで。

操作感覚が独特で、印象も独特なので人を選ぶゲーム。

身内で対戦するといろいろな意味で盛り上がりそう。

ロケテ版でちょっとやばい現象も発見されていた様子。

 

Super Hydorah AC(Abylight Studios)

開発はあったけど、ゲーム公式はなかったのでここもリンクなし。

それこそグラディウスのような雰囲気。

アーケード以外だとStreamでできるっぽい。

 

Infinos EXA(ピコリンネソフト)

http://picorinnesoft.web.fc2.com/index.html

国産の横シュー。EXA版では残機0だがフル装備状態から始められる

EXA MODEが選べるようになっている。

個人的には初期装備がめちゃくちゃ貧弱なので

こっちのモードで最初やってみるといいかも。

バリアもあるので実質被弾5回までは死なないし、

バリアはアイテム取ると2回分回復するので。

 

アキリアスEXA(2Awesome Studio)

弾幕縦シュー。

システムのわかりやすさやオートボムの有無の選択含め

手ごろに遊べる感じ。某洞窟のゲームが好きな方は触ってもいいかも。

 

星霜鋼機ストラニアEX(グレフ

ロボット武器チェンジSTG

横画面縦シューでもある。

実質8レベルの難易度選択があるので割と気軽に遊べる印象。

ロボットアニメ好きにはおすすめ。

元ゲームをやったことがある人はぜひ高難易度にチャレンジを。

 

食魂走 赤煉獄(Deer Farm)

「しくほんど」と読むとか。和の妖(あやかし)系縦シュー。

ちょっと発想の転換が必要な感じの弾幕シュー。

面白そうではあるけど1ステージの展開が長そうに感じた。

後2面ボスだったか中ボスのグラフィックでNGでないか心配。

 

風雷の騎士団

4人同時プレイができるダンジョン探索型アクション。

ベルトアクションじゃなくてそれこそ名前の似てるあっちに近い。

試遊台に入ってたバージョンがたぶん4人プレイ前提の作りになってる気が。

 

デビルエンジン(仮)

8方向レバー4ボタンの横シュー

割と初心者お断りな感じかも。

通常ショット、強化ショット、緊急回避、スピードチェンジと

やることが多いのがまた特徴的。

 

RIVAL MEGAGUN XE

21世紀版ティンクルスタースプライツ

キャラクタはふんわりほわほわではないけど。

対人戦推奨な感じ。

 

アクセルシティ2

国産2D格闘。PK弱中強の6ボタン

いい意味でシンプル。(日曜日にちょっと危ない目にあったけど)

いい意味で懐かしい感じもする。本稼動したらやってみたい。

 

サイヴァリア デルタ

実はJAEPOで参入発表があった。(サクセスではなく、シティコネクションで参入)

今回はほぼ参考出展な感じだったのかも。

DLCのサイバトラーも使えました。

 

たぶんこれだけプレイしたと思います。

様々な意味でリリースが楽しみな作品が多いので期待大です!

 

関係者の皆様、改めてお疲れさまでした。そしてありがとうございました。

JAEPO行ってきた話、追記

書いていた後で浮かんだので追記。

 

JAEPOについて。

今回、初めて行って、あくまでもユーザーの一人として感じたことを記事にしました。

しかし、このイベントというか前身のイベントからの本質は

メーカーとディストリビューター、ゲームセンター間でのビジネス商談会ではないだろうかと。

そう考えれば、僕はJAEPOというイベントの半分の側面しか見られていないとも言えます。

 

今回EXA基板とタノシマスさん応援のために伺った部分がほとんどなので

各ゲーム開発会社、メーカー、販売代理店、ゲームセンター運営企業からの

EXA基板や『アカとブルー TYPE-R』の評価は分からないけど、

これらに希望を見出してくれる人たちが一人でも多くいることを願うしかない。

 

ユーザーは遊びたい。でも行くゲームセンターにはやりたいゲームがない。

もっというならゲームセンター自体がない。

 

ゲームセンターは各々のキャパシティの中で設置するゲームを選択する。

その選択が場合によってはゲームセンターの寿命を短くしてしまったとしても。

 

置いてくれるゲームセンターが減れば減るほど、新しいものに

コストをかけることはしなくなる。ゆえにメーカーは搾取に走るか撤退する。

その流れで関連企業も衰退していく。

 

そうしないために動いている人たちがいる。

その人たちの行動を支えられたら、いいな。

JAEPO行ってきました、というお話。

人生初の幕張メッセ

 

1/26,27に幕張メッセで行われたジャパン アミューズメント エキスポ2019

(以下:JAEPO)に行ってきましたよ、というお話。

 

すごくざっくりJAEPOとは何?を説明すると

毎年幕張メッセで行われているアーケードゲームの展示会です。

2019年以降にリリース予定の新作を各メーカーがお披露目し、実際に遊んだり、

ゲームセンター側と商談したりできる場として開催されています。

昔で言うAOUショーとAMショーが統合されて始まったものだとか。

 

2018年から生活の場を関東に移しましたので今回が初のJAEPO参加となりました。

お目当てはもちろん、タノシマスさんの『アカとブルー Type-R』( http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/type-r/ )

またそのゲーム基板であるEXA基板の情報でしたが、

ここではその話ではなくJAEPO全体の印象とかの話を。

 

ビデオゲームの超大手4社は展示会というよりも

ユーザ還元型のイベントをここで開催したという印象。

この辺りは現地滞在中にはしっくりこなかったけど、

よくよく考えたら前身の時からそういうイベントをやっていたので

過去からの流れかなと納得。

逆に言えばJAEPO側主体で行っているイベントステージが、

端っこに追いやられているので

力関係を物語っているように感じられるのは自分だけでしょうか。

 

ビデオゲームは本当に少なくなっているな、というのも印象的なところ。

前述の超大手4社以外だとそれこそサファリゲームスさんでしか見なかったような気がします。

反対にプライズゲームのフリープレイエリアに人が殺到していたので

(ただとは言え)大衆が求めているものはこういうことなのか、

とも感じて、もやもやした気持ちは残りました。

 

こういうイベントで判断してしまうのは早計かもしれませんが、

このままでは中小規模のゲームセンターが閉店してしまうのは止められないと感じています。

そういう意味でもEXA基板には期待せざるを得ませんね。

 

長文乱文失礼しました。

アカとブルー TYPE-Rについて19/01/26時点のTIPS

アプリ版経験者、未経験者問わず。

ざっくり書きます。

 

・とにかく全部アップグレード!

 グラフィックもサウンドも全部カッコよくなってます。

 それこそまず触って!って言いたいくらい。

 

・自機選択はお好みで

 公式サイト( http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/type-r/ )を見てもらえばわかりますが、今回は機体速度も異なる為、両機体で遊んだ方がいいと思います。

1面についてはアプリ版経験者は同じ感覚で遊んで問題ない感じ。

未経験者はとにかく遊んでもらえたら。

 

・困ったらBOMB!

 アプリ版との大きな違いは被弾時のオートBOMBがないこと。

 ということは「死ぬかも」と思った時にBOMBが1以上あったら迷わずBOMBれ!

 ゲージ回収が思ったより容易なのはアプリ版と変わりません。

 

・ブルーアウルは速度差が楽しいかも

 Aボタン押しっぱなしで通常ショットが変化し、機体速度が低下します。

 ブルーアウルはこの速度変化の幅が大きいように感じられました。

 速度差を活かせるようになるともしかしたら面白いかも。

 余談ですが、追加武装のミサイルは楽しいし強いし音がいいです。

 

・目標は1or2面クリア

 経験者は2面クリアを目標に、初めて触る方は1面クリアを目標にプレイしてもらえればいいのかな、と。

 

とにかくほぼすべての要素がワクワクするゲームなので2019年一押しの作品です。

リリースされる夏までにプレイできる機会はあとわずかなのかも。

27日のJAEPO、サファリゲームスブースで遊んでみてください!

僕もいきますー

JAEPO19/01/26でわかったEXA基板のあれこれ

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

最初の記事がいきなり宣伝記事になりましたがご容赦ください。

 

僕がとにかくドハマりしたスマートフォンSTG「アカとブルー」(http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/

これのアーケード版がリリースされるという話をちらっとここでも書きました。

その話に絡めて、リリースされる形態とかその辺のお話です。

 

家庭用のTVゲームを遊ぶためにはいわゆる「ゲーム機」と「ゲームソフト」がTVの他に必要になります。

ではゲームセンターで稼働している格闘ゲームシューティングゲームにおける「ゲーム機」と「ゲームソフト」とは何でしょうか。

例えば今回の「アカとブルー」は家庭用ゲームの「ゲームソフト」に該当します。

「ゲーム機」に該当する部分が「システム基板(マザーボード)」と言っていいでしょう。

話が前後しましたが、アカとブルーのアーケード版「アカとブルー TYPE-R」( http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/type-r/ )がどんな基板でリリースされるのか、というのが今日のお話です。

 

exA-Arcadiaという名称の全く新しい基板が現在制作中で、その第1弾タイトルとして「アカとブルー TYPE-R」がリリースされます。

こういう形になった経緯はいったんここでは触れず、exA-Arcadia(以下EXA基板)の特徴とリリース時期、発売元について書こうと思います。

なお、ソースは19/1/26のJAEPO、サファリゲームスブースで配布されているチラシ及び現地でのツイッチ配信( https://www.twitch.tv/videos/369904101 )からになります。

 

現時点で発表できるリリース時期は今年の夏ごろまで(19年7,8月?)の予定。

これはたぶん確定した段階でプレスリリースが出ると思われます。

各ゲーセン向けの販売はサファリゲームスさんおよび共和コーポレーションさんが行う。

個人向けは…「基板買うならマックジャパン!」ってことらしい。

 

EXA基板の特徴を簡潔に。

・基板1つに対して最大4つのゲームが同時接続でき選択して遊ぶことができる

 すごくざっくり書くなら21世紀のNEOGEO、MVSということ。

・液晶モニタもブラウン管もどちらもOK(含む画面比率)

 海外のゲーセンではいまだにブラウン管が現役稼働していることを踏まえて。

 また、16:9だけでなく4:3にも、縦画面にも横画面にも当然対応します。

・課金はないよ!

 特に今の日本のアーケードシーンにおいて従量課金制度は

「ユーザーには見えないがゲームセンターの経営に非常に悪影響を及ぼしている制度」です。

簡単に言うとこの制度を取り入れている基板のゲームを動かすと1プレイにつき一定額をメーカーから徴収され続けます。ゲームセンター側に将来的な利益は全く発生しません。

じゃあ、「そんなゲームさっさと撤去してしまえばいいじゃない」と思う人がいると思います。でも撤去できない理由があるのです。

だって、これ、最新のゲームがリリースされたり大人気ゲームの続編が出たりする基板だから。要は集客が見込めるだろうタイトルがこういう課金になってるんですよね。

EXA基板でリリースされるゲームにはそんな要素はございません!初期投資(=買いさえすればトラブルがなければ)以外の課金はゼロ!

 

・スペックもハイスペック

 国産の某メーカーの基板なんか目じゃないくらいスペックはいいとのこと。

 

・アーケード版2D格闘ゲームツクールで作成されたゲームを独占配信

 KADOKAWA様との契約が取れたそうで、アーケード版2D格闘ゲームツクールで作成された格闘ゲームを独占配信できるそうです。

ローンチタイトルで2D格ゲーがないと嘆いたあなたもこれで安心!

実際に19/01/26に国産の2D格ゲーのリリースが発表されました。

 

プレイヤー目線だとこんな感じでしょうか。ディベロッパーさん向けにはもっといろいろありますが。

 

簡単にいうと昔のビデオゲーム主体のゲーセンが生き残るための最後の希望。

国産の大手が今ほぼビデオゲームに着手してない現状で、あえて海外主体で新規の基板をリリースするってことがどういうことなのかはわかるはずです。

 

EXA基板がアーケードシーンの起爆剤になることを期待して。

27日のJAEPOでEXA基板でリリースされるゲームが遊べます。

場所はサファリゲームスブース。

是非体験してみてください!

 

POWER TO THE EXA!