JAEPO19/01/26でわかったEXA基板のあれこれ
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
最初の記事がいきなり宣伝記事になりましたがご容赦ください。
僕がとにかくドハマりしたスマートフォン用STG「アカとブルー」(http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/)
これのアーケード版がリリースされるという話をちらっとここでも書きました。
その話に絡めて、リリースされる形態とかその辺のお話です。
家庭用のTVゲームを遊ぶためにはいわゆる「ゲーム機」と「ゲームソフト」がTVの他に必要になります。
ではゲームセンターで稼働している格闘ゲームやシューティングゲームにおける「ゲーム機」と「ゲームソフト」とは何でしょうか。
例えば今回の「アカとブルー」は家庭用ゲームの「ゲームソフト」に該当します。
「ゲーム機」に該当する部分が「システム基板(マザーボード)」と言っていいでしょう。
話が前後しましたが、アカとブルーのアーケード版「アカとブルー TYPE-R」( http://tanoshimasu.com/aka-to-blue/type-r/ )がどんな基板でリリースされるのか、というのが今日のお話です。
exA-Arcadiaという名称の全く新しい基板が現在制作中で、その第1弾タイトルとして「アカとブルー TYPE-R」がリリースされます。
こういう形になった経緯はいったんここでは触れず、exA-Arcadia(以下EXA基板)の特徴とリリース時期、発売元について書こうと思います。
なお、ソースは19/1/26のJAEPO、サファリゲームスブースで配布されているチラシ及び現地でのツイッチ配信( https://www.twitch.tv/videos/369904101 )からになります。
現時点で発表できるリリース時期は今年の夏ごろまで(19年7,8月?)の予定。
これはたぶん確定した段階でプレスリリースが出ると思われます。
各ゲーセン向けの販売はサファリゲームスさんおよび共和コーポレーションさんが行う。
個人向けは…「基板買うならマックジャパン!」ってことらしい。
EXA基板の特徴を簡潔に。
・基板1つに対して最大4つのゲームが同時接続でき選択して遊ぶことができる
すごくざっくり書くなら21世紀のNEOGEO、MVSということ。
・液晶モニタもブラウン管もどちらもOK(含む画面比率)
海外のゲーセンではいまだにブラウン管が現役稼働していることを踏まえて。
また、16:9だけでなく4:3にも、縦画面にも横画面にも当然対応します。
・課金はないよ!
特に今の日本のアーケードシーンにおいて従量課金制度は
「ユーザーには見えないがゲームセンターの経営に非常に悪影響を及ぼしている制度」です。
簡単に言うとこの制度を取り入れている基板のゲームを動かすと1プレイにつき一定額をメーカーから徴収され続けます。ゲームセンター側に将来的な利益は全く発生しません。
じゃあ、「そんなゲームさっさと撤去してしまえばいいじゃない」と思う人がいると思います。でも撤去できない理由があるのです。
だって、これ、最新のゲームがリリースされたり大人気ゲームの続編が出たりする基板だから。要は集客が見込めるだろうタイトルがこういう課金になってるんですよね。
EXA基板でリリースされるゲームにはそんな要素はございません!初期投資(=買いさえすればトラブルがなければ)以外の課金はゼロ!
・スペックもハイスペック
国産の某メーカーの基板なんか目じゃないくらいスペックはいいとのこと。
・アーケード版2D格闘ゲームツクールで作成されたゲームを独占配信
KADOKAWA様との契約が取れたそうで、アーケード版2D格闘ゲームツクールで作成された格闘ゲームを独占配信できるそうです。
ローンチタイトルで2D格ゲーがないと嘆いたあなたもこれで安心!
実際に19/01/26に国産の2D格ゲーのリリースが発表されました。
プレイヤー目線だとこんな感じでしょうか。ディベロッパーさん向けにはもっといろいろありますが。
簡単にいうと昔のビデオゲーム主体のゲーセンが生き残るための最後の希望。
国産の大手が今ほぼビデオゲームに着手してない現状で、あえて海外主体で新規の基板をリリースするってことがどういうことなのかはわかるはずです。
EXA基板がアーケードシーンの起爆剤になることを期待して。
27日のJAEPOでEXA基板でリリースされるゲームが遊べます。
場所はサファリゲームスブース。
是非体験してみてください!
POWER TO THE EXA!