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スライムフット解説

デッキリストはこちらから。

密航者、スライムフット(EDH) - つぶやきばやし

 

上の記事は、MTGの中でもカジュアル寄りのフォーマットである、

統率者戦(以下EDH)のデッキリストです。

新セット「ドミナリア」からMTGを始める人や、復帰する人のツイートがTwitterにたくさん見られたため、EDHの初心者向けとして考えてみた次第です。

 

解説。

このデッキは、密航者、スライムフットを統率者としたデッキです。

それを初心者の方が初めて手にするためのデッキにできないかと考えた結果のデッキです。

一応の狙いは無限ドレインコンボ。

密航者、スライムフット+アシュノッドの供犠台+似通った生命or野生の活力

これがそろえば(orの2枚はどちらかでよい)、対応策がない場合、対戦相手全てのライフを削り切ることができます。

ただ、コンボがなくても

「どんな形でもいいので苗木が死んだら全員から1点ドレイン」(意訳)

というテキストを持っているため、

苗木を展開さえしていれば自衛につながるので、戦闘が絡む形では簡単に負けることはないだろうという考えで組んでいます。

その苗木も能動的に仕事するために相性のいいカードをそこここに詰め込んであります。エレボスの指図や墓穴までの契約はお仕事推奨カードということで。

 

土地が基本土地しか入れてないのは手抜きではなく、土地サーチ呪文や手札からはアンタップインさせることを優先した結果です。他にも理由はありますが。

加えて、硫酸の波を投入しているので極力自分の被害を減らすためでもあります。

マナアーティファクトが太陽の指輪、印鑑とダークスティールの3枚にしてあることも硫酸の波や忍び寄る腐食の影響を受けないようにしてあります。

自分が極力アーティファクトを使わないようにしてるのは相手がアーティファクトマナ加速をしてきたところを全体破壊でカウンターしてやりたいという考えです。

これがランドブーストでマナ加速することの理由の一つです。

代わりにエンチャントが多いんですがまあ、それはそれ。

アーティファクトよりは目の敵にされないだろうという楽観視です。

 

若葉のドライアドや新緑の魔力は多人数戦ならではの使い方があります。

この2体も苗木生産能力を持ちますが、各プレーヤーのアップキープに能力が誘発します。多人数戦のEDHならば自分のターンが始まるまでに除去されなければ4体の苗木が生まれてくる計算になります。

さらに似通った生命か野生の活力があれば生産能力が2倍になります。ドライアドは自分のパーマネントが10以上あれば苗木が+2/+2修正を受けるため、増産して殴り切るプランも選択肢に入るところです。

 

とはいえ、基本はじっくりランドブーストしていろんな形で苗木を利用しながら勝つデッキに仕上げたつもりです。

 ただ、これは完成形ではありません。一応今回のデッキ構築制限に、シングル価格が1500円まで、手に入りにくいものは避ける、日本語版を使う、という制限をかけてます。(シングル価格は晴れる屋様のオンライン価格を参考にさせていただきました)

なので例えば倍増の季節は値段設定を大幅に超えるため今回は入れてません。高いものだけじゃなく、安いものでも入っていないものがあります。

それにEDHは基本的に1枚制限のフォーマットです。ということは使う人によって選択肢は無数になります。ゆえにこのデッキの必須パーツである、スライムフット、アシュノッドの供犠台、似通った生命、野生の活力以外はすべて入れ替わる可能性があるわけです。

ここまで書きましたが、あくまで導入やたたき台、初めて作ってみたい人へのサンプルテキストとして考えていただければと思います。

これを見つつ改造していただいてもこちらとしては大丈夫です。

EDHを始める方への手助けになれば幸いです。 

長文お読みいただきありがとうございました。

それでは。