存在理由と存在意識
これはまたゲームのお話ですが。
僕が(一応)そこそこにプレイしている、
3/23から3/25まで京都で大規模な大会が行われており、
今日はそれのネットLIVEを見ながら生活していました。
見ている中で視聴者のコメントで気になったことがあったので
考えてここでまとめてみようと思い、ブログを書きました。
完全に誰得になってしまう記事かもしれませんが
よろしければご覧ください。
MTGは4/6に「チャレンジャーデッキ」という商品を発売します。
詳細は以下。
このチャレンジャーデッキについて、今日の大会のLIVEのコメントで
「赤単(最初に紹介されている商品)以外売れない」という声がありました。
僕自身、それについて思うことがあったのでここに書いておきます。
「赤単しか売れない」の理由は、赤単の中に超高額なカードが2枚含まれており
チャレンジャーデッキ一つと超高額カード1枚が同じ値段であることが理由です。
かつこの超高額カードはどうやら対費用効果がよいと思われているため
このカードを手に入れるために殺到するだろうという考えだと思います。
しかし、僕はそれだけで赤単しか売れないという発言をするのは早計だと思います。
まず値段的な話をすれば、
3番目に紹介されている商品以外には対費用効果に優れた高額カードが収録されています。ゆえに値段的な面では全ての商品が実際のカードを個々で手に入れるよりもお得になっています。
次に4種類の商品はそれぞれにしっかり需要が存在しています。
1,2,4番目は能動的な動きを求めたい人向け、3番目は受動的な動きを求めたい人向けです。かつ1,2,4番目の商品についても、それぞれの動き方が異なるため十分差別化は可能になっています。
初心者導入向けの商品であることも需要の一つではありますが、
プレイヤーによっては
あまり自分が遊ばない形式のデッキを手軽に手に入れられる点を考えると
全てのデッキに需要があると判断できます。
慣れたプレーヤーさんや、対戦相手をどうしても欲しいプレーヤーさんは
友人知人、恋人、家族にMTGを始めてもらうためにこれをプレゼントして
仲間を増やすという選択肢も出てきます。
最後に。これは最近あちこちで気になることからの発言ですが、
「自分の見ているものだけがすべてだと思うな」
とあえて言わせてください。
ゲーム関係の界隈ですごく視野の狭いと思われる発言が散見されるようになり、
それが逆にゲームの本質的な良さを損なってしまうことにつながっているように見えるのです。
それが最終的に引き寄せるのはコンテンツの崩壊です。
自分の意見を言う前に、もう少し情報を収集し、分析してから発言してもいいと思います。
永遠なんてありません。
だからこそ、自分の好きなものを1秒でも長く、一人でも多くの人と楽しめるように
考えていきたいものです。
それでは。